『部分入れ歯のおはなし』
山口新聞 令和8年1月28日(水)掲載
入れ歯はお口の中に歯が全く残っていない場合の総入れ歯と、お口の中に歯が残っている場合の部分入れ歯の2種類に分けることができます。今回は保険適用の部分入れ歯についてお話ししたいと思います。
部分入れ歯は歯周病、外傷やむし歯などによって失われた歯や歯肉の形態と機能を回復するために用いる取り外しができるものです。構造は残っている歯にかける金属製のバネ、人工の歯と歯の無い部分の粘膜の上に乗るピンク色の床などからできています。
しかしながら欠点もあります。まず金属製のバネの見た目が良くないことです。特に前歯にバネがかかると目立ってしまいます。次に入れ歯の手入れが煩雑なことです。毎食後と就寝前に入れ歯の清掃をしなければなりません。そして異物感、違和感があることです。それらは徐々に薄れていく場合が多いのですが、どうしてもなじめない方もいらっしゃいます。このような場合はかかりつけの歯医者さんに相談されると良いと思います。部分入れ歯では定期的な健診がとても大切になります。残っている歯の状態が部分入れ歯の安定性に大きく関与するので、残っている歯のむし歯の状態や歯周病の状態、そして部分入れ歯の状態の3つを健診しなければなりません。
かかりつけの歯医者さんで定期的な健診をしましょう。そして部分入れ歯を大切に上手に使って健康で快適な生活をしていただきたいと思います。
広報調査委員会 副委員長、酒井 健志


















